作 ジュール ルナール
演出    高田英太郎
1980年12月7日  八幡小学校講堂 千葉稔先生追悼公演

         
 にんじん
箱岩 晴美
  ルピック婦人
足立 ひとみ
 
ルピック
横枕 克己 
  アンネット
野邑 ゆみ


舞台写真


生徒たちの 感想文

アンネットは ルピック氏に勇気を持って 本当のことを言ってよかった。
そうしなければ にんじんは あんな気持ちにならなかったし お父さんとお母さんの事で 話ができなかったと思う。
にんじん役の箱岩さんは あんなに長いせりふを よく覚えていたな。前にも見たけど 何べん見ても感動する劇だった。 
どうもありがとう。          男子

お母さんがにんじんに対して すごく怒った場面が 迫力があってよかったと思う。 
最後の方で 父親とにんじんが 長い話をするところが 感動的であった。
にんじんの心と 父親の心とが ひとつになって結ばれたので 喜ばしい事だと思う。
あの優しい女中の心使いにも感動した。お父さんもこどもをよく理解してくれる いい親だと思う     女子

もし私がにんじんの立場だったら 耐え切れなくなるだろう。
でも お父さんと語り合えたとき 今までで 一番良い時だったと思う。
家族はどうあるべきなのかという事を ルピック氏は考えたと思う。    女子


お母さんは 意地悪みたいやったけど 本当は つっぱとるんじゃないかなあ。
最後には にんじんも お母さんの本当の気持ちを知ったようだからよかった。
劇の途中でみんなざわざわしていた。そうやっていると せっかくやってくださっているのに 
その人たちに嫌な思いをさせてしまったと思う
もっとその事について みんな考えなあかんと思う   女子

ちょっと解からん所があったが すごくいい演劇だったと思う。僕にも似たような事があった。
そのため 面白い所もあったし すごく感動したことが たくさんあった。すごくよかったと思った   男子

よーくあんだけのセリフを覚えたと思います。私は話の内容より 表現の仕方の方が 感動しました。  女子

父と子がこれだけ語り合えたら 本当にいいと思う。理解するのに むずかしかった。もう一度見たい。  女子

私には少し難しかったようだ。でも劇を見ていて何となしに 親子の触れ合いがわかったような気がした
平凡な事やけど 父が子の名を本で呼ばっただけで 子供が家出するのをやめたなんて なんか不思議というか 信じられない事だと思う。にんじん(フランソワ)は本当の家庭という事を知ってはいなかった
お母さんの事を 「奥さま」と呼んだり、お父さんの事を「だんな」と呼んだりしたほどだから 本当に暖かい家庭というものを知らなかったのだろう。ある日 新しい女中のアンネットの一言によって にんじんとその父との間に あらたな心がうまれはじめた。なんてすばらしいんだろう。アンネットがこの家に来なかったら フランソワと父の心には 何もうまれなかっただろう。  女子


最初にんじんは 心の曲がった ひねくれた子だと思った。しかも自分の親を 女中の前とはいえ だんな 奥さんなどと言うのである。親と子がそれぞれの生活を理解しあっていない こんな家庭があるのかと思った。
この劇の山は 父が フランソワと本名で呼んだところだ。じゅんばんに にんじんが心を開いていったようだった。
父親が強い態度でのぞんだからである。体育館が響いて声がはっきりしなかったのが残念だった。男子

にんじんは勇気を持ってお父さんに 「お母さんが僕につらくあたる」と言ったので そのようなことで お父さんとの心の触れ合いができたから良かったと思う。 
八幡中学校での暴力事件も 一人の人が勇気を出して言ったから 明らかになったんだと思う。
にんじんは お母さんにいろいろなことを言われても くじけずに いろいろなことを言ったから 立派だと思った。 感動した       男子


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