レンタル家族


作・砂本 量  
演出・森 弥太郎
                 
2007年
7月8日
郡上市総合文化センター


入場者数
14:00    193人
19:00    230人

                                               



キ ャ ス ト

真鍋重明 真鍋サク 伸之 寿司屋(声)
三嶋 友美 のむら ゆみ 直 井 悟 森田 久男
よしえ 杜男 スグリ 酒屋(声)
孝森 小百合 笠野 功一郎 国井 陽子 奥田 康誠


舞台写真

時計のねじ回しを 探し回る重明。
慌ただしく 客を迎えるしたくを するサク。
 サクが 隣へカラオケセットを 借りに行っている間に、 。
 三男の伸之一家がやって来る
息子たちを レンタル家族だという 重明と、  これを訝る 家族たち。  一家の態度に 重明は腹を立て 興奮して 心臓の発作を、、、、
サクが戻ってくる.。 サクは 息子や孫たちとの再会を喜ぶ。  息子一家のことを信じない重明に、皆はぼけているのではないかと  疑ったり試したりする。
周りの皆で 自分をぼけ老人に仕立て上げ 財産を奪うつもりでは 
ないかと 疑いの言葉を口にする重明。
 とりあえず 機嫌を直して 家族ごっこを 始めることにする。 
孫たちは  態度も悪く あまり育ちもよさそうではない。  伸之の 家庭の様子を聞く 重明。
伸之は会社をやめ 長男の杜夫は出社拒否 長女のすぐりも  
受験をやめ 新興宗教をやっているらしい。けしからんと 怒る重明。
 すぐりは 重明に我侭を言い、兄妹で時限の低い争いを繰り広げる
自分の苦労をした、昔話などを聞かせても まじめに聞きもせず   ゲームをしたり 携帯電話をかまったり ピザのメニューを選ん だり。怒る重明。   嫁のよしえたちのとりなしで  自分の母親の思い出の曲 私の青空 を 熱唱する重明。
和やかな雰囲気に  本当に息子が帰ってきたような気がする二人。  そんな中 一本の電話が、、、。
レンタル家族の派遣会社の人達ではないらしい。お前達はいったい 誰だと言う 重明に 自分たちではなぜいけないのかと言う伸之。  重明は息子は一年前に死んだ と。  私たちは国連から派遣された親善大使でーす、自分は食料庁の特  別査察官だ。 などとわけのわからないことを言い出す息子夫婦
杜夫は自分を変えたくて 人と触れ合えば何か得られるかも、、、と  だが言葉が続かない。息子一家は 家族で生きていくために レン  タル会社にハッキングして、キャンセルが出たと嘘をつき やって来 たのであった。  私は 孤独なお年寄りたちを 癒してあげる、あなた方を幸せにして あげる、不幸なんて許さない、、、、、、  
どうしたものか。あなたが 弟の一周忌にもこない息子に 腹を立て ていたし伸之に説教もできなくて寂しがっていたから、、。今までの事 は忘れて もう一度 家族ごっこを始めることに。  気まずい雰囲気の中 元気を出そうと  ハイハイハイー
こんなことして何になる?これは生きている人間同士の触れ合い、  レジャーの提供だ。もう嫌だ、父さんの子どもなんて。おまえは 運動会の借り物だ。くだらない サラリーマンも勤まらないのに偉そうに! 親子の争いはつづく  心配しなくてもいいよ。所詮 人間は 神様からの 借り物なんだから。
家族なんて共同幻想です。主婦たちはどんなに家族に尽くしても 報われない、家族を犠牲にしても 他人に尽くす、これがボランティア。  おかあさん 、そのほうが 人は感謝してくれます。
レンタル家族を初めて バラバラだった家族が一つになれた。手ごたえは感じるんだ。
仕事ももらえずに 2ケ月壁見てるなんて言語道断だ!
すみません、、。
 重明は 伸之が本当の息子のような気がする。そして 自分が息子に 対して持っていた気持ちに 改めて気付き 説教ばかりしていた事を  詫び  親より先に死んでしまった事を 親不孝だとうったえる。
伸之たちが去った後、サクは 50年の妻としてのレンタルを 解消してくれと言う  一人残された重明は、、、、、、

ス タ ッ フ

演    出 森 弥太郎
舞台 美術 斉藤 泰
舞台 装置 名畑 博幸
川上 朝史
和田 裕
奥田 康誠
小 道 具 長棟 たか子
直井 文子
衣    裳 大西 春子
武藤 七重
照明・音響 ステージ
 クリエーション
製作 森田 久男
古池 五十鈴
舞台 監督 名畑 博幸
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