激浪

郡上藩凌霜隊記

作・高田英太郎


1977年10月30日白鳥町民体育館
11月13日八幡小学校講堂
ともしび創立20周年記念
演出・和田昌三
1988年9月25日八幡文化センター
     10月2日白鳥福祉センター
ともしび創立30周年記念
演出・高田英太郎
2005年11月13日
郡上市総合文化センター
高田英太郎追悼公演
演出・森弥太郎
慶応4年正月
幕府は鳥羽、伏見の戦いに敗れる
各藩と同じく郡上藩も苦悩していた
鈴木家老は朝廷に恭順を申し出、官軍に
兵を送るとともに江戸へ密令を下す
江戸詰めの者たちは幕府に対して忘恩の徒と国元を非難する坂田林左衛門はこれをたしなめる。
しかし江戸家老・朝比奈籐兵衛は息子茂吉、 坂田、速水小三郎らに会津参戦を命じる。
こうして凌霜隊が結成される
小山宿で戦闘が始まる。
幾人かの戦死者、負傷者、
また逃亡者も出る
逃亡者を許せないと怒る山田熊之助、山脇金太郎宥める牧野平蔵。人の生き方はそれぞれと諭す坂田
土地の女たちが早く戦を止めてほしいと訴え出る焼土作戦も困ると。
茂吉は速水と相談して家はすぐ直しが出来る程度に壊し荒れた畑は耕しなおすと約束する。
しかし女たちの中からは、盗みをしたり、命を狙う者まで現れて、、
国元も苦悩する
新政府からは、凌霜隊士の名を
明かせと迫られる
家老 下津太郎衛門と小出弥左衛門    は迷う。 しかし、二枚舌を使っていない
と言う証拠はすでに提出済であった



鶴ヶ城総攻撃が開始されついに城明け渡し決まる
徹底抗戦が戦う目的ではなかったのか凌霜隊士たちは涙を飲む

鶴ヶ城戦況不利、江戸家老朝比奈籐兵衛自害の噂噂は噂を呼ぶ。何を目当てに生きればいいのか。
坂田の母、妻、娘は、、、。不明の父を追い 炎に包まれる
命からがら国元の郡上に入った
隊士たちを待ち受けていたのは
禁錮の刑であった
全員納得はできないが従うほかない

坂田は 絶望とともに家老朝比奈に詫びながら自らの命を絶つ

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